9月10-12日に秋田県立大学で開催された日本応用糖質科学会平成30年度大会(第67回)にて、日本応用糖質科学会奨励賞を授与していただき、受賞講演を行いました。
受賞内容は、「無保護糖の直接活性化を基盤とする糖誘導体および糖質材料の合成研究」です。
日本応用糖質科学会は、澱粉を始めとする各種糖質科学および関連する酵素科学の進歩を図り、科学、技術および関連産業の発展に寄与することを目的とした学会です。以前は、日本澱粉学会でした。そのため、副賞の盾に描かれているのは“澱粉”です。
学生時代を過ごした東北での開催時に受賞できたことは、とても感慨深く感じます。
これまでご指導頂きました先生方、一緒に研究して頂きました研究室の皆様に感謝申し上げます。
今後も、より一層、研究活動に精進していく所存です。
今回の会場となった秋田県立大学は、かっこいい建物と芝生のある、外国の大学かと思うような、とても洗練された印象のキャンパスでした。講演を行ったホールも素晴らしい。
そして、秋田県立大学の最寄り駅の追分駅は、夏の甲子園で旋風を巻き起こした“金足農業高校”も最寄り駅。まだまだその名残を感じられました。
秋田は美味しいものも多い。比内地鶏、きりたんぽ、稲庭うどん、いぶりがっこ、じゅんさい、などなど。
米どころ秋田での澱粉の学会ですので、もちろん日本酒も。
懇親会での日本酒。秋田県酒造協同組合からのご支援です。
懇親会に、なまはげ登場。
懇親会にババヘラアイスも登場。(おばあちゃんがヘラで作るアイス)
比内地鶏の親子丼。
稲庭うどん。喉越しつるつる。
充実の秋田でした。