近畿大学の大沼貴之先生らのグループとの論文がThe Journal of Biochemistry誌の表紙に採用されました。
表紙の図は、糖転移反応を触媒する変異体酵素の絵です。
この酵素に活性化基質DMT糖が糖供与体として認識されるようにするための変異体作製が、本研究のブレークスルーです。
この変異体酵素によって、通常、糖転移反応を触媒しない酵素が反応を触媒できるようになりました。
A novel method for chemo-enzymatic synthesis of chitin oligosaccharide catalyzed by the mutant of inverting family GH19 chitinase using 4,6-dimethoxy-1,3,5-triazin-2-yl -chitobioside as a glycosyl donor
Takayuki Ohnuma*, Tomonari Tanaka*, Atsushi Urasaki, Satoshi Dozen, Tamo Fukamizo
The Journal of Biochemistry, 2019, 165, 497-503.